こんなこと思っていませんか?
「今日はマジで会社に行きたくない…」
「休みたいけど理由がない」
特に理由はないけど、今日は会社に行きたくない…。
そんな経験は誰もがあると思います。
会社を休みたいけれど、もし休んだらその分の仕事を他に人に任せることになってしまい、周りの視線が冷たくなってしまう…。
そういうことを恐れて結局いやいやながら出勤する日々を過ごしている方が大半でしょう。
とはいえ、我慢は精神的によくありません。どうしても無理なら一日くらい会社を休んだっていいのです。
またあるいは、「どうしてもイベントに参加したい!」「旅行に行きたい!」といった理由で休みたい場合もあるでしょう。
そこで今回は、突然会社が休みたくなっても休める方法をご紹介します!
正しい伝え方を実行することで、周りとの関係を悪化させることなくスムーズに休むことができますよ。
目次
1.まずは休む理由を考えよう!
会社を休む場合、マナーとして会社にその旨を連絡しなければなりません。
無断欠勤は周りからの印象を悪化させるばかりでなくあなたの査定にも響き、最悪の場合は解雇されてしまう場合もあります。
会社を休むと決めたら、まずは会社が納得してくれるような理由を考えましょう。
ポイントは、休む日がいつであるかです。当日に休むか、事前に休むことを連絡するかで選択肢が変わってきます。
- 当日欠勤の場合
- 前日に欠勤の申請をする場合
- 一週間前に欠勤の申請をする場合
- 有給休暇を取得する場合
1-1.当日欠勤の場合
当日になって「今日は会社を休もう!」と決めた場合、
- 自分の病気、体調不良
- 家族の病気、体調不良
- 重大かつ緊急を要するアクシデント
こうしたことを理由にすると欠勤が通りやすいでしょう。
具体的には次のような例となります。
例えば
- 「朝起きたらひどくめまいがあり、熱もあるので休ませていただけないでしょうか」
- 「昨夜からひどい腹痛と下痢があり、出勤できそうにありません。お休みをいただけませんでしょうか」
- 「子供(or 妻 or 夫)がひどい熱を出しており、今日は看病したいので休ませていただけないでしょうか」
- 「父(or 母)が倒れたので今日は一日看病がしたいです。お休みをいただけませんでしょうか」
- 「財布をなくしてしまい、届け出やクレジットカードの手続きをしないといけないので今日はお休みをいただけないでしょうか」
こうした理由ならば会社も欠勤の理由として納得してもらえやすくなります。
「休ませてください」と直接言うよりも、上記のように「お休みをいただけませんでしょうか」と疑問形を使う方が心証が悪くならないのでオススメです。
注意ポイント
ただし、インフルエンザやウイルスなどを理由にするのはオススメできません!
なぜなら、こうした病気は一日では回復しませんし、診断書の提出を求められることがあるからです。
また、事故やケガを理由にするのもオススメできません!
休んだ翌日にかすり傷一つない状態だと怪しまれる可能性があり、また証明書を提出するように言われることもあるからです。
当日欠勤の場合は、一日で回復・解決でき、痕跡が残らず、書類の提出の必要のない理由を選ぶようにしましょう!
1-2.前日に欠勤の申請をする場合
休む前日から「明日は休みにしよう!」と決め、予め欠勤を申請する場合はもう少し選択肢が増えます。
当日欠勤と同様に自身や家族の体調不良・病気を理由にしてもOKですが、他に次のような理由も使えます。
- 家庭の事情
- 近親者の葬儀
- 実家の家族の病気
具体的には次のような例となります。
例えば
- ここ数日体調が優れず、今日は吐き気もしてきたので明日はお休みをいただけないでしょうか。
- 今朝から子供が熱を出しており、もし明日も熱が下がらなければ看病をしたいのでお休みをいただいてもよろしいでしょうか。
- 普段は親の介護をしてる兄に用事ができ、代わりに私が介護することになったので、お休みをいただけないでしょうか。
- お世話になっている親しい方が亡くなりまして、葬儀のお手伝いをしたいので休ませていただけませんでしょうか。
- 田舎にいる父(or 母)が倒れたので実家に帰って面倒を見たいので、お休みをいただけないでしょうか。
事前に連絡しておくことで仕事の引継ぎがスムーズになり、また当日にバックレたとの悪印象を与えることもありません。
また、遠い場所にある実家を持ち出すことで、前日に申請しておく相応の理由があると相手方は判断してくれやすくなります。
注意ポイント
ただし、父や母、子供といったあまりに近い親族の葬儀を理由にするのはNGです。
なぜなら後からつじつまを合わせるのが非常に難しいからです。
また、忌引休暇で嘘がバレたときは大きく信用が落ちてしまい、人生が台無しになってしまう可能性もあります。
忌引休暇は大事な時のために取っておきましょう。
1-3.一週間前に欠勤の申請をする場合
イベントや旅行など、前もって「この日に休もう!」と決めている場合は一週間程度前から欠勤を申請しておくと良いでしょう。
早めに欠勤を申請しておくことで仕事の引継ぎがスムーズになり上司や同僚への負担が少なくなります。
しかし当然ながら「イベントに行きたい」「旅行に行きたい」と正直に申請しても通りません。
そこで次のような理由を用意しておくと良いでしょう。
- 身内や友人の結婚式
- 家の工事
具体的には次のような例となります。
例えば
- 兄(or 友人)の結婚式が遠方で開催されるので、これに参加したいので休ませていただけませんでしょうか。
- 家の水道管工事に立ち会わないといけないので、お休みをいただいてもよろしいでしょうか。
結婚式や家の工事は前々から決まっているものであり、避けられないものでもあるので申請が通りやすいでしょう。
ただしきちんとつじつまが合うように、工事の場合は工事の場所や費用をきちんと調べておきましょう。
1-4.有給休暇を取得する場合
有給休暇は労働基準法で定められた労働者の権利であり、休む場合は理由を申請する必要はありません。
上記のように前々から参加したいイベントや旅行がある場合は、嘘をついて休暇を申請するよりは有給休暇を取得するほうがオススメです。
ただ、忙しい時期は上司や同僚に大きな負担をかけることになってしまい、関係性の悪化にもつながりかねないのでなるべく避けておくのが良いでしょう。
事前に引き継ぎをしておくことも忘れてはいけません。
また3~4日連続などあまりに長期にわたって有給休暇を取得する場合はやはり周りの負担が大きく、上司や同僚との関係が悪化してしまうおそれがあります。
周りや取引先などに迷惑がかからない程度に取得するようにしましょう。
また、継続勤務日数によっても変わってきますが、例えば半年間続けて勤務した場合は10日、一年半続けて勤務した場合は11日など、有給休暇を取得できる日数は限りがあるので、配分をよく考えて取得するようにしましょう。
2.欠勤の申請の方法
会社を休む場合、誰に申請すれば良いのか、メールか電話のどちらがいいのか、という疑問が浮かびます。
一般的には、
- 前日や当日に欠勤の申請をする場合 → 直属の上司に電話で申請
- 一週間前など事前に欠勤を申請する場合 → 直属の上司に電話し、同僚に引継ぎのお願いをした後に職場全員にメールで一斉送信
が良いでしょう。
ただ職場により慣例が異なっており、厳格な手続きが必要な場合や、逆にラインで済ませてOKな場合もあります。
先輩や同僚が欠勤を申請する場合をよく観察しておくと良いでしょう。
2-1.直属の上司に電話で申請する場合
当日や前日など急な欠勤を申請する場合は直属の上司に電話で申請しましょう。
また一週間前など事前に休みが決まっている場合もまずは上司に電話で申請しておくのが無難です。
その場合のポイントとして、
- 欠勤がいつであるか
- 欠勤の理由
- お詫び
- 現在の仕事の状況
- 欠勤の期間、出社の目安
を明確にして電話するよう心がけましょう。
具体的には例えば次の通りです。
例えば
お忙しい中失礼いたします。○○です。
急な話で申し訳ないのですが、本日は休ませていただけないでしょうか。
朝起きたらひどくめまいがあり、熱もあるので出社できそうにありません。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
現在○○のタスクを抱えておりますが、△△さんにお願いしたいと思っています。
体調が回復すれば明日にでも出社したいと考えていますが、体調次第なのでまた改めてご連絡いたします。
申し訳ありませんがよろしくお願いします。
2-2.職場全員にメールで一斉送信する場合
事前に休む日が決まっている場合は、上司への電話に加え、担当部署やチーム全体にメールで一斉送信して欠勤する旨を伝えましょう。
メール送信の前に仕事の引継ぎを仲間にお願いしておくのもマナーです。
メール送信の場合のポイントとして、
- 欠勤がいつであるか
- 欠勤の理由
- お詫び
- 仕事の状況、引継ぎ先
- 再度のお詫び
の順にメール内容を記載していくと良いでしょう。
具体的には例えば次の通りです。
例えば
To:○○課の皆様
件名:申し訳ありません。○日にお休みをいただきます。
おつかれさまです。○○です。
私事で恐縮ですが、友人の結婚式の参加のため、件名の通り○月○日にお休みをいただきたいと思っています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
当日は○○の案件は○○さんに引き継ぎいたします。
また当日はメールでの連絡はできるようにしたいと思っています。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
まとめ
「会社を休むと迷惑がかかる」
「当日に休むと怒られる」
このように考えてしまいがちですが、働きづめでは本当に体を壊してしまい、結局迷惑をかけてしまうことになります。
それならいっそ、そうなる前にしっかり心と体を休めた方が良いですよね。
当日に休みを入れても構いませんが、事前に準備をしておくことで欠勤の申請が通りやすくなり、また仕事の引継ぎがお願いできるなど周りへの負担も最小限で済みます。
そして無理をせず適度に休むことで仕事のパフォーマンスを上げることも可能です。
ただし、休み過ぎてはいけません。仮病や嘘の申告を疑われ、信用が一気に失われ職場で孤立してしまうことにもつながってしまいます。
ほどほどに、常識的な範囲で休むことが肝要なのです。
しかしながら、それでもなお
「休み足りない!」
「ずっと休んでたい!」
「仕事に行きたくない!」
と思ってしまう場合はその仕事があなたに向いていないかもしれません。
その場合は転職も視野に考えてみましょう!
新しい快適な人生を歩めるようになるかもしれませんよ!
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