こんなこと思っていませんか?
「転職エージェントに登録したけど断られた!」
「断られたらどう対処したらいいの?」
「さあ転職活動を始めるぞ!」と転職エージェントに登録してみるも、「あなたにマッチする求人はありませんでした」と断られてしまうことがあります。
このような場合、あなたはショックのあまり意気消沈してしまうかもしれません。
もう転職するのは無理かもしれないと思ったかもしれません。
でも、決して諦める必要はありません。
なぜなら、転職エージェントに断られることは誰にでもよくあることですから。
あなたは何も悪くありません。
そこでこの記事では、何故転職エージェントに断られるのか、そして転職エージェントに断られた場合どうしたらいいのかをご紹介します。
目次
1.転職エージェントに断られる理由
まずは転職エージェントに断られる理由を探ってみましょう。
大きく以下の7つに分けられます。
- 希望の職種・業種が対応範囲外の場合
- 転職回数が多い場合
- ブランクが長い場合
- 年齢がオーバーしている場合
- 対応範囲外の地域に住んでいる場合
- 社会人経験がない場合
- 転職の意思が弱い場合
1-1.希望の職種・業種が対応範囲外の場合
まず考えられるのがこれでしょう。
あなたが希望している職種が転職エージェントで扱っていない場合です。
転職エージェントでも幅広く様々な業種の求人を集めたものや、一つの業種に特化したものがあります。
例えば薬剤師に特化した転職エージェントでIT企業への転職を希望しても、その転職エージェントではIT企業の求人を扱っていません。
また逆に、幅広く扱っている転職エージェントは事務系のホワイトカラーの業種が多く、現場系のブルーカラーの業種やパイロットなど特殊な業種は扱っていないことが多いです。
いくら仮に優秀な経歴だとしても、扱っていない求人は紹介できませんからね。
1-2.転職回数が多い場合
もしあなたが転職回数が多い場合、これが原因で断られているかもしれません。
何故なら、転職回数が多いと
「この人は仕事が続けられないのでは」
「そのような人は企業にも採用されないだろうな」
とネガティブに受け取られてしまうからです。
転職エージェントは転職希望者を転職へと導くのが仕事ですから、転職回数が多いなど転職に不利な条件を持っていると断られてしまいます。
転職回数のボーダーは、30歳未満で3回、40歳未満で4回くらいと言われています。
これを超えると転職が難しくなり、転職エージェントにも断られやすくなってしまいます。
1-3.ブランクが長い場合
スキルがあり、しっかりとした経歴があったとしても、退職してからのブランクが長ければ転職エージェントに断られてしまうことがあります。
この場合も転職回数が多い場合と同様、
「この人は何でこんなに仕事やってないんだろう」
「実は転職する気が無いのでは」
などとネガティブに受け取られてしまう可能性があります。
よほどの理由がない限り、ブランクを開けずに転職エージェントを利用するようにしましょう。
できれば在職中に転職エージェントするのが望ましいです。
1-4.年齢がオーバーしている場合
転職エージェントにもよりますが、20代限定とか、35歳までとかいったように年齢制限を設定しているところもあります。
このような転職エージェントでは、年齢がオーバーしていると断られてしまいます。
年齢制限の緩い転職エージェントでも、やはり年齢が高くなれば高くなるほど求人が少なくなるので、希望に合った求人が無く断られてしまう可能性が高まります。
転職をするなら若い方が選択肢が多く、圧倒的に有利になるのです。
1-5.対応範囲外の地域に住んでいる場合
転職エージェントにもよりますが、東京や大阪といった大都市しか対応していないものもあり、地方に住んでいるとサポート範囲外として断られてしまいます。
ただ、地方に住んでいても、東京の企業を希望する場合は直接の面談でなく電話での対応をしてくれる場合もあります。
とはいえ直接の面談と比べても電話はやりとりの精度が落ち、履歴書や職務経歴書の添削や模擬面接といったサービスも受けられないのでオススメはできません。
1-6.社会人経験がない場合
多くの転職エージェントは、既にあなたが持っているスキルや経歴を元に求人を紹介するので、社会人経験が無い場合は参考にするべきスキルや経歴がなく、断られてしまいます。
ただ、中には未経験者やフリーター向けの転職エージェントもあるので、そちらに登録してみるといいかもしれません。
1-7.転職の意思が弱い場合
転職エージェントは転職希望者を転職に導くことが仕事です。
また、転職エージェントは転職希望者が転職に成功したタイミングでお金が入ってくる仕組みです。
つまり、転職する意思が弱い人に求人を紹介するのは、転職エージェントにとって無駄な仕事になりかねません。
転職エージェントは転職希望者がどれだけ本気で転職活動に臨んでいるかを入念にチェックしています。
転職エージェントとしても、仕事のためにやはり転職の意思が強い人を優先したいと考えているのです。
2.転職エージェントに断られたときの対処法
転職エージェントに断られてしまったからといって、転職を諦める必要はありません。
あなたにはまだまだ方法があるのです。
次の3つの方法をご紹介します。
- 同じ転職エージェントに再登録する
- 違う転職エージェントに登録する
- 転職サイトを利用する
2-1.同じ転職エージェントに再登録する
一度断られても、めげずに同じ転職エージェントに再登録してみましょう。
ただし、全く同じ条件で登録しても結果は同じです。
そこで、希望職種・業種などの条件を変えてみるのです。
転職エージェントの強みに合った条件を提示できれば、同じ転職エージェントでも求人を紹介してもらえる可能性があります。
また、面談の必ず転職の意思が固いことをアピールしましょう。
転職エージェントがやる気を出して、良い求人を紹介してくれるだけでなく、その後に手厚いサポートをしてくれることにもつながりますよ。
自信の無い受け答えは絶対にNGです。
「何としても転職してやる!」という断固たる意思を見せつけましょう。
ブランクが長い場合、転職回数が多い場合、年齢がオーバーしている場合にも、面談でしっかりと転職の意思を示し、それらの理由をしっかり説明できれば、求人を紹介してもらえるかもしれません。
2-2.違う転職エージェントに登録する
他の転職エージェントに登録してみるのは非常に有効です。
転職エージェントによって保有している求人や強みは異なっているので、同じ希望条件でも転職エージェントが違えば求人を紹介してくれるかもしれません。
特殊な業種を希望する場合はその業種に特化した転職エージェントに、また地方に住んでいる場合はその地方に特化した転職エージェントに登録するのが最善です。
転職するには年齢が過ぎてしまった場合も、40代50代向け専用の転職エージェントがあるので、そちらに登録してみましょう。
また、転職回数が多い場合やブランクが長い場合、そもそも社会人経験が無い場合などは、未経験者やフリーター向けの転職エージェントに登録することも視野に入れてみましょう。
2-3.転職サイトを利用する
転職エージェントを利用するのは諦め、転職サイトで転職活動を進めるのも一つの手です。
転職サイトは転職エージェントと違い、求人を選んで応募することや面接の日程調整など、全てのことを自分で行うので、サービスを断られることがありません。
ただし、独力で企業にアピールしなければならないため、転職エージェントを利用するよりも多くのリソースを割いて取り組まねばなりません。
また、結局は企業の選考でふるいにかけられるので、元から求人の条件に合っていない場合、無駄な時間を費やしてしまうことにも注意が必要です。
転職サイトを利用した転職活動の進め方は以下の記事をご覧ください。
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転職サイトの使い方は?賢く使うコツも教えます!
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まとめ
以上、転職エージェントに断られたときの原因と対処法を見てきました。
転職エージェントに断られても落ち込んだり焦ったりする必要はありません。
このように、転職活動を続けるための様々な道はたくさん残されています。
転職エージェントの強みを知り、あなたの希望に合った転職エージェントを選ぶことが転職への近道です。
また、転職エージェントを頼らず、転職サイトで自分の力で転職を目指す方法もあるのです。
あなたの未来は無限大に広がっています。
たった一つの転職エージェントに断られたからといって諦めず、是非とも粘り強く転職活動を続け、良い転職をつかんでくださいね!
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