こんなこと思っていませんか?
「転職したいけど何をすればいいの?」
「転職ってやることが多くて大変そう」
いざ転職をやろうと思っても何から手を付けていいかわからないって方も多いと思います。
以前なら求人誌を取り寄せ、そこから一つ一つ求人情報を探さなければなりませんでした。
しかし今はインターネットが普及し、転職活動もインターネットを通して格段に容易にできるようになりました。
具体的には、まず以下の二種類のウェブサービスに登録することになります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
1.転職サイト
転職サイトの例(マイナビ転職)
転職サイトとは、さまざまな業界や職種の求人を掲載し、ユーザー自身がそれら求人をチェック、応募するサービスです。
自分自身で求人情報を探し、それらを比較検討した上で応募し、面接の手続きを進めていくことになります。
1-1.転職サイトのメリット
転職サイトには次のようなメリットがあります。
メリット
- 求人数が豊富
- 自分のペースで進められる
- 複数の応募がしやすい
1-1-1.求人数が豊富
転職サイト最大のメリットは何と言っても求人数が豊富なことです。
後に紹介する転職エージェントは基本的に紹介された求人から応募を決めていきますが、転職サイトでは膨大な求人を自分自身で閲覧することができます。
自分自身の目でしっかり求人を見て比較検討することで、転職活動を自分自身で切り開き、納得感の高いものにすることができます。
会員登録しておくと企業の方からスカウトのメールが来ることも。
また、実際の職場の雰囲気や社員へのインタビューなどが掲載された求人もあり、応募の際の参考になる情報も多いです。
1-1-2.自分のペースで進められる
これも転職サイトの大きなメリットです。
自分自身で応募する求人を決め、面接の手続きを進められるので、自分のスケジュールの都合と合わせやすいのが特徴です。
日中のスキマ時間や退社後の電車の中などで求人を探すことができ、時間を有効に使うことができます。
また、履歴書の作成や企業とのやりとりも転職サイトの上で行うことができます。
使いやすいアプリが充実していることも多く、非常に便利になっています。
1-1-3.複数の応募がしやすい
一度履歴書を登録してしまえば、それを元に複数の求人に応募する事ができるのも転職サイトの強みです。
複数の求人に応募し同時に並行して転職活動を行うことで成功率を上げることができます。
期間限定の求人もあるので、気になった求人があればすぐ応募できるのもメリット。
1-2.転職サイトのデメリット
一方、転職サイトには次のデメリットもあります。
デメリット
- 手続きを全て自分で進めなければならない
- アドバイスがもらえない
1-2-1.手続きを全て自分で進めなければならない
転職サイトでは自分のペースで転職活動を進められますが、逆に言えば、これは求人の検索、応募から面接の手続きまで全て自分自身で進めなければならないことでもあります。
自分がどんなスキルを持っていて、どのような仕事が合っていて、どのような社風の職場なら続けられそうで、…というような自己分析を元に自分でそれに見合った求人を探し出すのは骨の折れる作業です。
面接の手続きのために企業とのやりとりもしなければならず、めんどくさがりな人にとっては苦痛に感じられるかもしれません。
1-2-2.アドバイスがもらえない
また、適職の探し方、自分の履歴書や職務経歴書、面接の自己PRの仕方など、あらゆることについて適宜アドバイスをもらうことができません。
今の転職活動の進め方で良いのか、どのように面接に臨めばいいのかと不安に思っても、それを相談してくれる人がいないのです。
求人に応募しても受からない状態が続いてもアドバイスが受けられず、何が悪いのかわからなくてさらに不安が増えてしまうことにもなりかねません。
また、会社の雰囲気などを知る機会が乏しいので、晴れて転職が叶っても、入社後に「思ってたのと違ってた」と後悔する可能性も。
1-3.転職サイトの流れ
転職サイトを利用する際は次のような流れとなります。
- 転職サイトに登録
- ユーザー情報、各種設定を登録
- 求人を検索
- 気になる求人に応募
- 書類選考
- 面接
- 内定
転職サイトの詳しい使い方と流れは以下の記事をご覧ください。
-
転職サイトの使い方は?賢く使うコツも教えます!
花咲エレナ皆さんこんにちは、花咲エレナ(@Hanasaki_Elena)です。 こんなこと思っていませんか? 「転職サイトを使いたいけど使い方がわからない」 「どうやって転職活動を進めて ...
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2.転職エージェント
転職エージェントの例(リクルートエージェント)
転職エージェントとは、転職希望者に対して担当のキャリアアドバイザーが付き、面談を行ってオススメの求人を紹介してもらったり、履歴書作成や面接の手続きなどもサポートしてくれるサービスです。
転職サイトが自分自身で求人を探し応募するのに対し、転職エージェントはキャリアアドバイザーがオススメの求人を紹介し、さまざまなサポートを受けながら転職活動を進めていくことになります。
2-1.転職エージェントのメリット
転職エージェントには次のようなメリットがあります。
メリット
- 専属のキャリアアドバイザーが付き、オススメの求人を紹介してくれる
- 履歴書の作成や面接対策などをサポートしてくれる
- 面倒な面接の手続きなどを進めてくれる
- 業界の内情を提供してくれる
2-1-1.専属のキャリアアドバイザーが付き、オススメの求人を紹介してくれる
転職エージェントのメリットは何と言っても専属のキャリアアドバイザーが付くことです。
個別にキャリアアドバイザーと面談を行い、あなたのスキルや性格などから判断してプロ目線でオススメの求人を紹介してくれます。
転職サイトなら自分自身で求人を探さなければなりませんが、転職エージェントなら全てキャリアアドバイザーがやってくれます。
しかも転職サイトには載っていないような非公開求人を紹介してもらえることもあります。
2-1-2.履歴書の作成や面接対策などをサポートしてくれる
キャリアアドバイザーは求人を紹介してくれるだけではありません。
履歴書、職務経歴書の作成や面接対策もサポートしてくれます。
履歴書、職務経歴書の志望動機やアピール欄の書き方で悩みがあっても、キャリアアドバイザーがしっかりアドバイスしてくれます。
また、面接でどのように自己PRをしたらいいか、面接でどのようなことが聞かれるかも同様。
さらには本番さながらの模擬面接を受けることもでき、本番に万全の態勢で臨むことができます。
これらは一人で転職活動しようと思うと絶対に受けられない大きなメリットなので、転職エージェント利用の際は存分に使いたおしましょう!
2-1-3.面倒な面接の手続きなどを進めてくれる
転職サイトでは面接の日程調整などのために企業とやりとりをしなければなりません。
しかし転職エージェントではこうした企業とのやりとりを全てやってくれます。
このように転職希望者と企業との間を取り持ってスケジュールを管理してくれるのも大きなメリットです。
2-1-4.業界の内情を提供してくれる
転職エージェントでは企業のウェブサイトや転職サイトからは知ることのできない内部の情報を提供してもらえます。
会社の雰囲気や給与体系などを教えてもらい、これを元に応募を検討することで転職後のミスマッチを防ぐことができます。
また、転職エージェントを通して企業に質問することもできます。
2-2.転職エージェントのデメリット
一方、転職エージェントには次のようなデメリットもあります。
デメリット
- 転職エージェントを通さないと転職活動が進まない
- キャリアアドバイザーとの相性に左右される
- スキルが低いとサービスを断られることがある
2-2-1.転職エージェントを通さないと転職活動が進まない
転職エージェントを利用するには、転職エージェントの事務所に出向き、キャリアアドバイザーとの面談を通して転職活動を進めていくことになります。
つまり、自分の好きな時に好きなペースで転職活動をすることができません。
キャリアアドバイザーとの面談も何度か重ね、さらには履歴書の添削や面接の対策など、転職エージェントのサービスを利用するのは何かと時間がかかります。
スキマ時間に転職エージェントを利用することはできず、まとまった時間を作る必要があるのです。
さらには転職エージェントの事務所が会社や自宅から遠いとそれだけで時間が取られることにも。
2-2-2.キャリアアドバイザーとの相性に左右される
転職エージェントを利用して転職活動が成功するかどうかは、キャリアアドバイザーとの相性に左右されると言っても過言ではありません。
担当のキャリアアドバイザーがまだ経験が浅いと求人の紹介が不適当だったり、また業界の内部事情も知らなかったりします。
それだと転職希望者にマッチした求人を提案できないのですから、転職活動の成功も難しくなります。
また、性格上の折り合いから苦手なタイプのキャリアアドバイザーだと、それだけでストレスを抱えてしまうことにも。
こればかりは運としか言いようがなく、「合わない」「有益な情報が得られそうにない」と思ったら、別のサービスの転職エージェントに乗り換えるのも手です。
2-2-3.スキルが低いとサービスを断られることがある
転職希望者はキャリアアドバイザーとの面談を通してオススメの求人を紹介されますが、逆に言えば転職希望者に見合った求人しか紹介されないということです。
つまり、転職希望者のスキルが低いと、それだけ魅力の乏しい求人しか紹介されないことになってしまいます。
キャリアアドバイザーは転職希望者を転職させるのが仕事なので、到底転職の叶わない求人は紹介を控える傾向にあります。
それどころか、スキルの低さで紹介できる求人が無い場合、サービスの利用を断られることもしばしばあるのです。
「うちの転職エージェントではあなたの要望に沿えません」
なんて言われたら凹みますよね。
実際にはよくあることで、スキルの低さだけでなく、たまたまその転職エージェントの扱ってる求人にマッチするものが無かったという場合もありますが、それでも精神的なショックを受けてしまうことになるでしょう。
2-3.転職エージェントの流れ
転職エージェントを利用する際は次のような流れとなります。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 模擬面接など
- 書類選考
- 面接
- 内定
転職エージェントの詳しい使い方と流れは以下の記事をご覧ください。
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転職エージェントの使い方は?流れは?賢く使うコツも解説!
花咲エレナ皆さんこんにちは、花咲エレナ(@Hanasaki_Elena)です。 こんなこと思っていませんか? 「転職エージェントってどうやって利用したらいいの?」 「転職エージェントの流 ...
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まとめ
このように、転職する際には転職サイトと転職エージェントという二つのサービスを受けることができます。
それぞれメリットとデメリットがあり、自分に合った方を選ぶのもアリです。
しかしどちらか片方だけしか利用してはいけないということはありません。
転職サイトと転職エージェントの両方を並行して利用しても良いのです。
転職エージェントの事務所に通いキャリアアドバイザーからアドバイスをもらいつつ、転職サイトで求人を自分で探してみる、というような形です。
そうすることでより効率的で満足のいく転職活動ができる可能性は高まることでしょう。
人生の中でも重大なイベントである転職活動。適当に終わらせるのでなく、こうしたサービスを使いたおしてしっかりと納得のできる結果を出しましょう!
オススメ転職エージェント
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