こんなこと思っていませんか?
「いつも面接で落とされる」
「面接で何を答えればいいんだろう」
転職活動では、書類選考に無事通過してもその後に面接という関門が待ち受けています。
この面接でうまくいかない、という方も多いのではないでしょうか。
面接に受からないと何が悪かったのかと悩んでしまい、堂々巡りになってしまいます。
それもそのはず、面接には「こうすれば正解」というものは無いのです。
しかし面接に受かりやすくなる方法はちゃんとあります。
そこでこの記事では面接に合格率する確率をグンとアップさせる方法をご紹介します。
目次
1.面接に臨む前にやっておきたいこと
面接の前にきちんと準備ができているかどうかで結果は大きく変わってきます。
少しでも合格率を上げるために準備は怠らないようにしておきましょう。
具体的には次の3点です。
- 企業の情報をしっかりと把握しておく
- 履歴書や職務経歴書の内容をしっかりと頭に入れておく
- 身だしなみを整えておく
1-1.企業の情報をしっかりと把握しておく
面接を受ける企業の事業内容、企業理念、扱っている商品、取引先、売上高といったあらゆる情報をあらかじめ把握しておきましょう。
企業のホームページや四季報などを活用し、その企業の情報をきちんと調べておくことが重要です。
なぜなら、こうした情報を元に面接で受け答えができれば、
「こいつは当社のことをよく調べてるな」
「当社の強み弱みを把握してるのなら即戦力になりそうだ」
と肯定的に捉えられやすくなるからです。
また、企業の情報を元に自分の強みとからめて発言できればなお良いでしょう。
例えば次のようなことです。
「私は○○という企業でマーケティング事業を行なっており、顧客目線でのサービスを第一に考えております。御社の『お客様の満足をどこまでも満足する』という理念は私のこれまでの経歴と合致しており、私の強みを存分に発揮できると考えています。」
このように企業の情報と自分の強みを結びつけることができれば、あなたの評価はグンと高まり合格しやすくなります。
このためにもしっかりと企業の情報を仕入れておくようにしましょう。
1-2.履歴書や職務経歴書の内容をしっかりと頭に入れておく
履歴書や職務経歴書の内容はきちんと頭に入れておきましょう。
なぜなら、履歴書や職務経歴書と食い違う回答をしてしまったらあなたへの信用がガクッと下がるからです。
例えば職務経歴書には営業部に一年配属されていたと書いてあるのに、話を盛って「私は営業部に三年間配属されていまして…」などと発言してしまうと、「書いてあることと違うじゃないか」と不信感が募ることになります。
また、志望動機などについて履歴書に書かれていた内容と全く異なる内容を発言しても不信感を与えかねません。
発言内容が書かれている内容に沿っているかどうかは誠実さに関わってきます。
なるべく履歴書や職務経歴書の内容と矛盾の無い発言ができるよう、頭に入れておきましょう。
1-3.身だしなみを整えておく
人は見かけの第一印象で9割が決まると言われています。
面接の当日までに身だしなみをしっかり整えておきましょう。
特に次のような点は入念に確認したいところです。
- 髪はボサボサになっていないか
- 爪は伸びていないか
- 鼻毛が出ていないか
- スーツや靴は汚れていないか
こうした点は前日までにきちんとチェックしておきましょう。
そして面接当日も面接の30分前にはトイレの鏡で自分の姿を見直し、再度身だしなみを確認するのを忘れないようにしてください。
2.面接本番で気を付けたいこと
さて、いよいよ面接本番です。
面接では一次面接と最終面接では面接の目的が異なっています。
それぞれの面接で面接官が何を聞き出そうとしているのか、事前にしっかり把握しておきましょう!
2-1.一次面接のポイント
一次面接は人事担当や現場責任者が面接官となるのが大半です。
一次面接の目的は、履歴書や職務経歴書に書かれている内容を確認し、あなたがその企業で活躍の期待できる人材なのかどうかを確かめることです。
つまり、あなたが企業の求める経歴やスキルを持っているか、即戦力になるか、組織の一員としてなじめるかどうかを確認しようとしているのです。
そのため、退職理由や志望動機は必ず聞かれることになるので、これについて的確に回答できるよう事前に準備しておきましょう。
また、自己PR、経歴、スキルなどをアピールする場でもあります。
ですが、聞かれてもいないのにベラベラと自分のことばかり喋ってしまうのはNGです。
例えば「あなたの経歴について教えてください」と質問されているのに「私は明るい性格で、人脈作りが得意です。誰とでも気軽にコミュニケーションができます。」などと答えてしまうのはふさわしくありません。
コミュニケーションが得意なことは経歴ではありませんからね。
きちんと面接官の質問を聞き、的確な回答ができるよう心がけましょう。
なお、「あなたの経歴について教えてください」との質問に対しては、
「私は○○という会社で営業を担当し、20社の顧客を抱えています。実績として目標の120%を達成することができました。その理由は~」
など、具体的に実績を挙げて答えると良いでしょう。
そしてその理由を分析して具体的に説明することで応募先の企業でも再現が可能であると示すことができ、「これならうちでも活躍してくれそうだ」と面接官が判断してくれやすくなります。
また、会社によっては二次面接でも同様に人事担当や現場責任者が面接官として面接を行います。
その場合は一次面接と同様、あなたの経歴やスキルがその企業で活躍できるものかどうかが判断されます。
一次面接で話した内容を踏まえ、矛盾の無いように気を付けつつ、より具体的に踏み込んで面接に臨みましょう。
2-2.最終面接のポイント
最終面接では会社の役員が面接官となります。
ここで最終的に採否が判断されますので、気を引き締めて臨みましょう。
一次面接(あるいは二次面接も)で既にあなたのスキルや経歴については確認されているので、最終面接ではこれを踏まえて入社後のキャリアプランやビジョンといった仕事に対する向き合い方が問われることが多くなります。
つまり、あなたがその会社の一員として問題無く働けるか、その会社で長く働き続けられるかどうかが判断されるのです。
例えば最終面接では次のような質問が頻出します。
「あなたは10年後どのようなキャリアを積んでいると考えていますか?」
「あなたの夢は何ですか?」
「あなたの同僚や上司はあなたをどのように評価していますか?」
「今まで働いてきた中でどのような困難がありましたか?」
「そのぶつかった困難に対してどのように対処しましたか?」
このようにあなたが働くにあたっての意欲、ビジョン、パーソナリティについて質問されることが多いです。
一次面接とはまた違った角度での質問が多いことを頭に入れて、こうした質問に説得力を持たせられる具体的な回答ができるよう準備しておきましょう。
そして重要なのは、「どうしても御社に入社したい」「御社だからこそ入社したい」という姿勢を見せることです。
他に本命があるので落ちても良いと思っているのなら話は別ですが、「内定を出したら入社していただけますか?」との質問に「考えさせてください。」などとあやふやな回答をするのはNGです。
「御社に入社することでこれだけ貢献できる」「こんな壮大なビジョンを描いている」という姿勢を見せ、意欲と熱意をしっかり面接官に伝えるようにしましょう。
3.転職エージェントを利用している場合
転職エージェントは、転職希望者の一人一人に対してキャリアアドバイザーが付き、転職にあたって様々なサポートをしてくれるサービスです。
もしあなたが転職エージェントを利用しているなら、転職エージェントのサービスを利用したり、キャリアアドバイザーとの信頼関係を築いておくことで面接の合格率を上げることができます。
具体的には次の3点です。
- 模擬面接を受ける
- キャリアアドバイザーに熱意を見せる
- 企業の内情を知ってる人に話を聞く
3-1.模擬面接を受ける
転職エージェントにもよりますが、多くの転職エージェントでは模擬面接を受けることができます。
模擬面接では本番さながらに面接が行われ、その後フィードバックや指導がなされます。
基本的なマナー、言葉使いといったものはもちろん、受け答えに矛盾やネガティブな要素が無かったかなども指導してくれます。
さらに実際に模擬面接を受けることで、自分が説明しにくい弱点はどこなのかを知ることができたり、実際の流れを知ることで緊張を緩和させたりと、多くのメリットがあります。
模擬面接を受けた経験は本番で大いに発揮できるので、是非とも活用しましょう!
3-2.キャリアアドバイザーに熱意を見せる
キャリアアドバイザーに転職の熱意を見せ、信頼関係を築いておくことは非常に優秀です。
なぜなら、キャリアアドバイザーは面接の際に企業との間で様々なサポートをしてくれるからです。
具体的には、企業との面接の後にフォローアップとフィードバックが行われます。
フォローアップは、面接終了後にキャリアアドバイザーが企業に連絡を取り、採用の後押しとして面接で伝えきれなかったあなたのスキルや魅力などを企業に伝えることです。
たった一時間前後の面接であなたの魅力を企業に伝えるのは不可能です。
しかしキャリアアドバイザーによるフォローアップで、あなたの情報を詳細に伝え、より採用に有利になるよう働きかけてくれるのです。
これに対しフィードバックは、面接終了後のキャリアアドバイザーと企業との連絡で、企業側があなたに対して抱いた良い点や悪い点をキャリアアドバイザーに伝え、キャリアアドバイザーがそれをあなたに伝えることです。
特に企業側が抱いた悪かった点を聞くことは重要です。
なぜなら、悪かった点を反省し、修正して次の面接に臨むことができるからです。
キャリアアドバイザーも人間なので、転職の熱意の無い人には適当なサポートをしてしまうこともあります。
キャリアアドバイザーに熱意を見せ、信頼関係を築いておくと、こうしたフォローアップやフィードバックを本気で取り組んでくれることになり、次の面接につなげやすくなるのです。
3-3.企業の内情を知ってる人に話を聞く
もし転職エージェントの紹介で面接を受けることになった企業があれば、その企業の内情をよく知っている人、例えばその求人の営業担当の人と直接話ができるようお願いしてみるのも一つの手です。
実際の雰囲気や社内の待遇といったお宝の情報がもらえるかもしれません。
そうした表には出回っていないような情報が得られると、より具体的で説得力のある回答を事前に準備することができます。
ただし、このようなお願いが可能かどうかは転職エージェントによるので注意しましょう。
まとめ
以上、面接で合格率を上げる方法をご紹介しました。
せっかく書類選考が通っても面接で落とされる方は少なくありません。
しかし、しっかり企業研究をし、事前に準備しておくことで合格率を上げることができます。
また、やはり第一印象はとても大事なので身だしなみを整えることも非常に重要です。
面接本番では面接官の話を聞き、その意図を理解し、質問に対して的確に回答できるよう心がけましょう。
そうすることで合格率はグンと上げることができますよ!
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